https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190416/k10011885491000.html

NTTドコモが15日に新たな料金プランを発表したことで、通信関連やスマートフォンメーカーなどに買い注文が増えています。

このうち、午前の取り引きで、通信大手は、NTTドコモが3.7%、KDDIが5.7%、ソフトバンクも3%の値上がりになっています。

これは、NTTドコモが新たな料金プランを発表したことで、投資家の間で携帯各社の料金戦略の方向性が見えたとの受け止めが広がったためです。

また、NTTドコモの料金引き下げは、会社にとっては収入減少となりますが、市場が想定していたよりは経営へのダメージは小さいとの見方もあり、
買い注文につながっています。

また、今回のNTTドコモの料金プランのように、通信料金と端末代金を分離すると端末代金への補助が少なくなり、
結果として端末の価格が高くなると指摘されています。

市場では、端末代金が比較的高いアップルのiPhoneに比べて、国内メーカーの端末のほうが人気が集まりそうだとの見方から、
ソニーが2.1%、シャープが1%値上がりしています。