三井住友銀行が正社員の定年について、現行の60歳から65歳への延長を検討していることが16日、分かった。定年延長となればメガバンクでは初めて。管理職への登用といった人事制度も見直しており、賃金体系や評価基準を改めて給与に差をつける。来年1月の導入を目指し、労働組合に制度変更を提案した。

 少子高齢化や異業種の参入などの経営課題に対応するため、高齢の社員の専門知識を生かせるようにする。定年延長に伴い、51〜60歳の給与の落ち込み幅を緩やかにして、社員の働く意欲の維持に努める。

2019/4/16 11:45
共同通信
https://this.kiji.is/490701872670032993
https://nordot-res.cloudinary.com/t_size_l/ch/images/490714987799823457/origin_1.jpg