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キリストの復活というのは言わば物理的に蘇る神の技術のデモンストレーションであり、神の高い技術力を示した一大広告と言える

宗教の大半は、超常的な霊やイデアーのような霊的世界を必要としたが、キリスト教にとっては現存する人間の自由意志を霊体のようなものとし、しかも肝心の自由意志は物理とも切り離されていない

魂はあるにしても肉体との境界は曖昧であり、自由意志を持つならばなんでも魂があることになる
例えばクジラやイルカには自由意志があり魂があるはずだというのが、一部のキリスト教徒の考えとなるため、別の形の進化を持つものであっても大切にしようという思想が生まれる
(C.S.ルイスのSFで定義されたハナウはクジラのような高度な知性保持者と考えると、クジラに対する異常なこだわりを日本人が理解できない事が説明できる)

SF的に見ると高度な技術を持つエイリアン(ラヴクラフトの旧神、C.S.ルイスのオヤサラ、エルディア)、ファンタジーの創世のエンジニア(トールキンのヴァラール)はおおむねキリスト教の天使の世界観に沿ったものとなる。