大企業は、既存事業の延長上でしか行動しない。それが無難な道と思うから。
しかし、思いもかけなかったところから新興企業が登場して新ビジネスを展開し、
大企業の既存事業を不要にしたり、儲からない過去の事業にしてしまう。

それは「イノベーションのジレンマ」と呼ばれ、新ビジネス経営に関心が有る人は昔から知ってること。
それでも、大企業はイノベーションのジレンマに陥ってしまう。つまり、逃れられないと言うことだ。

そこでアメリカは、国家としてイノベーションのジレンマを避ける方法を見出した。
そこでは、日本の戦後復興がヒントになった。
つまり、起業を奨励した。大企業が衰えても、次の産業が育っていれば良い。
そしてアメリカは成功した。MSやGAFAが育った。