北海道地震でデマ 道警、警戒呼びかけ「本震が来る」「中国の実験が原因」 鳩山元首相投稿も
21日夜に北海道で最大震度6弱を観測した地震を巡り、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じ
「5、6時間後に本震が来る」「中国が地震兵器を実験した」「大学の核実験が原因」などの根拠のないデマが流れたとして、道警が警戒を呼びかけている。

道警がデマ情報と認定した中には、鳩山由紀夫元首相のツイッターに投稿された内容も含まれていた。

https://mainichi.jp/articles/20190222/k00/00m/040/151000c

北海道警は22日、胆振いぶり地方中東部を震源とする最大震度6弱の地震の発生後、
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で「あす本震来る」など16件の流言を確認したと発表し、注意を呼びかけた。

16件はサイバーパトロールで発見し、鳩山由紀夫元首相による「人災」とのツイートも含まれていた。

鳩山氏は21日夜の地震直後、自身のツイッターを更新。地震の原因に触れる中で、
震源に近い苫小牧市で経済産業省が行っている二酸化炭素の回収貯留(CCS)実験を挙げ、
「本来地震にほとんど見舞われなかった地域だけに、CCSによる人災と呼ばざるを得ない」などと書き込んだ。

気象庁は今回の地震について、昨年9月に起きた北海道地震から続く「一連の地震」に含まれると発表。
経済産業省の担当者は取材に「(CCSの施設が)地震を引き起こしたとのデータはない」と説明している。

道警は、鳩山氏の書き込みついて、「被災者の誤解を招く」と指摘した。

鳩山氏が理事長を務める東アジア共同体研究所(東京都)の担当者は取材に、
ツイートが鳩山氏本人のものと認めた上で、「CCSによる影響も検証すべきではないかという趣旨で、削除予定はない」としている。

http://news.livedoor.com/article/detail/16061219/