14日、発表された「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」。高級店ばかりのイメージですが、なんとそこにはラーメンの写真が…。

(リポート)

「ありましたここです!のれん出てますね。『麺』と書いてありますが、ここが噂の『ガチ麺(そば)道場』です。
中に入ると、ラーメン屋さんというには趣がちょっと違う、和食屋さんのような風情ですね」

愛知県豊川市の住宅街にある「ガチ麺道場」。愛知・岐阜・三重のラーメン店で唯一、一つ星の評価を得ました。

ガチ麺道場店主 上野さん:

「(Q.ミシュラン発表から一夜明けて?)少し実感が湧いてきたかなという感じです。(Q.予想していました?)とんでもない!ぜんぜん予想もしてないし」

以前はすし職人だったという店主・上野さんが作る一つ星ラーメンが「鶏と魚の塩そば」。
透明感のあるスープに、平打ちの麺、チャーシューの上にはホウレンソウ…そして煮卵と、何とも上品な仕上がりです。

(リポート)

「ものすごくのど越しがいいですね。ダシがいっぱいきいています。これだけ細いのにモチモチの食感が段違いです」

ツルツル、そしてモチモチの平打ち麺が、昆布や煮干しなどから取った塩ベースのスープと絡み合い、相性は抜群です。

一つ星ラーメン、「鶏と魚の塩そば」の値段は850円。一つ星に選ばれた理由は、「麺」にありました。

ガチ麺道場店主 上野さん:
「こんなに独特な風味が出るんだなと。フワフワしてて弾力もあって、それで切れないで伸びる。最初打った時は“魔法の粉”だなと」

麺にこだわった上野さん。小麦や強力粉に加えて、通常ラーメンには使うことのない「もち大麦」をブレンド。
小麦10キロに対して、もち大麦は600g。わずかな量ですが、これを入れることによって、麺のツルツル感を残しつつ、モッチモチの食感が生まれるんです。

値段は手頃でも、そこは一つ星ラーメン。営業時間は昼間の3時間。しかも一日90食の限定とあって、ありつくにはそれなりの努力が必要です。

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5/15(水) 20:31配信