気象庁は予報期間を現在の7日先から12日先まで延ばす気温予報を6月19日から始める。同庁のホームページ(HP)で毎日午後2時半ごろに公表。より早めの熱中症対策、農作業や旅行の計画作りに役立ててもらうのが狙いだ。12日先までだが、気象庁は「2週間気温予報」と呼んでいる。

 昨年導入したスーパーコンピューターの活用で可能となった。新しい気温予報は全国版や国内約70地点を選択可。過去7日間と7日先までの最高・最低気温のほか、5日間平均で予測した8〜12日先の最高・最低気温が新たに示される。

 最高・最低気温が平年に比べて「かなり高い」日は赤、「高い」日はオレンジ、「低い」日は水色、「かなり低い」日を青で表示し、用心した方がいい度合いを一目で分かるようにする。

2019.5.21 07:38| 産経新聞
https://www.sankei.com/affairs/news/190521/afr1905210003-n1.html