政治への関心喚起
自民党新潟県連青年局が人材発掘を目指し2016年から開講している
「LDP新潟政治学校」の4期生の募集に合わせ、若者の政治への関心を高めようと
音楽動画を作った。バブル期のパーティーのような派手な服装で歌って
政治への興味を喚起する内容だが、過去には若者受けを狙ったPRが
炎上した経験もあり、効果があるかは未知数だ。
県内バンド「マンダムズ」が出演。昭和の歌謡曲風のオリジナル曲
「札幌の女 節子さん」をリメークした。白いスーツにサングラスや
ピンクのミニスカートを身に付けたメンバー9人が約30秒間「待っているのよ
新潟のひと セイジ（政治）さん」と呼び掛ける。動画投稿サイト
「ユーチューブ」で視聴できる。青年局がツイッターなどで拡散している。
県連はこれまでも、若者の気をひこうとPR動画やポスターを作製。
2017年の2期生募集時には「政治って意外とヒップホップ」と書かれた
ポスターを作ったが、「ヒップホップは権威主義に疑問を唱えてきた音楽。
軽はずみに政治の宣伝に使うな」などの批判が相次ぎインターネットで炎上。
青年局長の高橋直揮県議は今月17日の記者会見で「当時は全国のラッパーを
敵に回してしまった」と苦笑したが、「令和元年、改めて若者世代に音楽や
SNSを使って政治への興味を広げていきたい」と述べた。
政治学校はこれまで86人が受講し、今年4月の統一地方選では受講者の中から
7人が当選したという。今期の開講は6月8日からで、応募受け付けは5月27日まで。
問い合わせは県連事務局（025・285・5011）。
動画のアドレスはhttps://www.youtube.com/embed/KmwnsGioI0U
毎日新聞【南茂芽育】（2019年5月21日 17時05分、最終更新 5月21日 17時16分)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190521/k00/00m/040/157000c
公開されている「新潟のひと セイジさん」＝ユーチューブから
https://www.youtube.com/watch?v=KmwnsGioI0U
