0001みつを ★
2019/05/23(木) 16:56:36.63ID:jzULC7AS93年で急成長したBuzzFeed Japan創刊編集長を退任 デジタル時代にメディアが生き残るには
2015年に日本の第一号社員になってから3年余り。その間、メディアをめぐる状況は激変しました。デジタル時代のメディアの生態系を作り上げるための議論や実践が世界で広がっています。
Posted on May 23, 2019, at 4:31 a.m.
aisuke Furuta
古田大輔 BuzzFeed Founding Editor, Japan
インターネットメディア「BuzzFeed」日本版として、BuzzFeed Japanがサイトを立ち上げてから3年余り。ニュース&エンターテイメントを記事で、動画で、ソーシャルで拡散させ、日本有数の規模のメディアに育ちました。
私は一人目の社員として立ち上げから関わってきましたが、5月31日に創刊編集長を退任することにしました。この機会にBuzzFeedの日本での成長を振り返りつつ、現在とこれからのメディア状況について考えたいと思います。
ニュースとエンターテイメントを両立させる
BuzzFeed Japanを始めるうえで、編集長として最初の決断は、ニュースとエンターテイメント両部門を同時に立ち上げることでした。
BuzzFeedはもともとエンターテイメントメディアとして、2006年にニューヨークで発足。ソーシャルネットワークの発展と共に、笑える記事や可愛い猫の画像などが爆発的にシェアされて急成長しました。
トランプ大統領とロシアに関するスクープや、フェイクニュース検証、女性やマイノリティの権利などの積極的な報道で名を馳せるニュース部門は、2011年に現在のBuzzFeed News編集長を務めるベン・スミスが加わってからです。
イギリスやブラジルなど、新しい国にオフィスを展開する際もエンタメから始め、読者基盤を作ってからニュース部門を立ち上げてきました。
でも、私は日本ではこれは難しいと考えました。
エンタメはニュースよりも広く読まれ、愛されます。しかし、日本だと、最初にエンタメメディアの印象が根付くと、ニュースを書いても「どうせエンタメでしょ」と言われがち(実際、今もそういう人は多くいます)。
それに日本のメディア業界は人材の流動性が低い(他の業界もだけど、メディアは特に)。エンタメメディアとして有名になると、ニュースメディアの人間は採用しづらくなります。
なので、最初からニュースとエンタメ両方を立ち上げ、新聞など伝統メディアやウェブ系の人をバランスよく採用する計画を立てました。
2016年1月16日、サイトオープン初日のトップ記事は福島第一原発の現場ルポ。そして、BuzzFeed流エンタメ記事や翻訳記事。バランスを考えた結果です。
(リンク先に続きあり)
Daisuke Furuta / BuzzFeed
ヤフーから出向したメンバーと共に立ち上げ準備。
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