日本電機工業会(JEMA)が24日発表したエアコンなど白物家電の5月の国内出荷額は前年同月比9.8%増の2127億円だった。
増加は13カ月連続。ルームエアコンなど主要製品が全体をけん引し、洗濯乾燥機など高付加価値商品も好調だった。

ルームエアコンは前年同月比23.7%増の911億円だった。
出荷台数は107万台と5月単月ではデータの確認できる1972年以来で最多だった。
電気洗濯機の出荷額はドラム式が引き続き好調で10.3%増。電気冷蔵庫は0.9%増だった。

同工業会は「最近の猛暑でルームエアコンは消費者の購入時期が早くなっている。
10月に控えた増税が(購入増に)影響した可能性もある」との認識を示した。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL24HZ3_U9A620C1000000/