警察の調べに対して男は容疑を否認しています。
宇部市の無職、星野圭祐容疑者（２４）は去年１２月、２０代の知人の男性に対して、実在する仮想通貨の名前をあげながら「余裕でもうかる」などとうその投資話を持ちかけ、現金１１０万円をだまし取ったとしてきのう詐欺の疑いで逮捕され２４日、身柄が山口地方検察庁に送られました。
警察の調べに対して星野容疑者は「投資のために預かっていただけだ」と容疑を否認しています。
これに対して警察は星野容疑者の自宅から押収したパソコンの記録などから、星野容疑者が仮想通貨に投資した形跡はなく、だまし取った金をギャンブルなどの遊興費にあてていたとみています。
また警察によりますと、星野容疑者は男性に「新しい出資者を紹介すれば紹介料を支払う」などと別の知人への勧誘をそそのかし、自分のもとに現金を集めさせていたとみられるということです。
警察には同じような手口による被害の相談が３０件以上寄せられ被害額はあわせて数千万円にのぼることから、警察は余罪の可能性についても捜査を進めています。
06月24日 13時45分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190624/4060002966.html
