0001ごまカンパチ ★
2019/07/03(水) 23:06:45.59ID:gy/ohsAe9ホクロの位置のマッピングを行うヘルスケアアプリ「Miiskin」が、AI(人工知能)を用いて、皮膚がんの一種であるメラノーマの発生の兆候を
検知する機能を導入した。
Miiskinがメラノーマを検知する仕組みは、これまで診療現場で用いられてきたものと同じだが、スマホのアプリで診断が可能になったのは初めてだという。
このアプリはAIが皮膚のデジタルマップを作成し、ホクロやそばかすの発生を検知する。
取得したデータは医師が診断を行う際に役立てられる。
コペンハーゲン大学で、AIや医療画像の解析技術の研究を行うチームと共同で開発されたMiiskinは、患者らが背中を含む様々なエリアの皮膚を
データ化することを助ける。
Miiskin創業者のJon Friisは
「広範囲の皮膚を観察し、ホクロなどの疾患の兆候を見つけるためのツールは、これまで一般向けには存在しなかった」
と話す。
「成人がメラノーマを発症する場合、その70%以上は新たに出現したホクロなどに根ざしており、既にあったホクロがメラノーマになるケースより多い。
Miiskinは個人が手軽にホクロの出現をチェックできるツールだ」とFriisは述べる。
Miiskinはスキンケア領域の研究を支援する団体である「British Skin Foundation」の協力も得ており、人々が皮膚やホクロの状態を
定期的に検査できる手段を提供しようとしている。
このアプリは世界で35万ダウンロードを突破し、そのうち約5万件が英国からのものだったという。
ただし、Miiskinは取得したデータを用いて、人々にリスクを警告することはないという。
Friisは、このアプリで皮膚の異常に気づいた場合は、医師に相談するよう求めている。