2019年7月19日 5時04分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190719/k10011998211000.html
今月21日の参議院選挙で若者の投票率を上げようと、「フェイスブック・ジャパン」は運営するSNSの写真共有アプリ「インスタグラム」で、自分が投票したことを周りの人たちにアピールできるスタンプ機能を設けました。担当者は、「家族や友達と一緒に選挙を身近に感じて多くの人に投票してほしい」と話しています。
「フェイスブック・ジャパン」によりますと、人間には「親しい人がやったことを自分もやってみたい」と感じる傾向があるとされ、今回この心理に着目して「インスタグラム」に新たな機能を設けました。
仕組みは「インスタグラム」で画像を投稿する際、「投票完了」の文字や「投票箱」のイラストなどのスタンプを選ぶことができるというもので、スタンプは投稿後、24時間表示され、自分が投票したことを家族や友達などにアピールすることができるということです。
「インスタグラム」を利用して投票を促すこうした取り組みは、オーストラリアやインド、それにインドネシアなどでも行われているということです。
「フェイスブック・ジャパン」執行役員広報統括の下村祐貴子さんは「身近なSNSを利用して、『友達も投票したから私もしよう』と思って、1人でも多くの若い人に選挙に行ってもらいたい」と話しています。