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2019年8月5日
ソフトバンク宮内社長、アスクルとの対立問題で「ヤフー支持」明言 「正しさはいずれ分かる」「大義あった」 (1/2)

ソフトバンクの宮内謙社長が、ヤフーとアスクルが経営を巡って対立している問題に言及。「ヤフーの事業を大きくできるのであれば、肯定したい」「半年ほどたったら(正しさは)証明されるだろう」と賛成する姿勢を示した。ヤフーは、アスクルが2日に開いた定時株主総会で、岩田彰一郎前社長らの再任に反対する議決権を行使。計4人を退任させ、物議を醸していた。
[濱口翔太郎,ITmedia]

 ソフトバンクの宮内謙社長は8月5日に開いた決算会見(2019年4〜6月期)で、連結子会社化したヤフーとその子会社アスクルが経営を巡って対立している問題に言及した。アスクルの筆頭株主であるヤフーは、第2位株主プラスとともに、アスクルが2日に開いた定時株主総会で、岩田彰一郎前社長らの再任に反対する議決権を行使。岩田氏と3人の独立社外取締役を退任させ、物議を醸していた。この決断について、宮内社長は「ヤフーの事業を大きくできるのであれば、肯定したい」「半年ほどたったら(正しさは)証明されるだろう」などと賛成する姿勢を示した。

 親会社ソフトバンクグループは、2日付で「(同社の孫正義社長は)投資先との同志的な結合を何よりも重視するため、(ヤフーが)今回のような手段を講じることについて反対の意見を持っている」とのコメントを発表していた。一方の宮内社長は肯定的な姿勢を貫き、「苦渋の決断だったが、将来的には(報道陣や世間一般を含めた)皆さんにも分かっていただけると考えている」と説明した。
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