北陸や東北地方の日本海側では15日も晴れ、台風10号の影響で暖かい空気が流れ込んで気温が大幅に上がった。
気象庁によると、新潟県胎内市で午後0時36分、山形県鶴岡市で午後1時10分にそれぞれ40.4度を観測し、
今年の全国最高気温を更新した。
新潟県三条市でも午後0時半に40.0度を観測。14日には上越市・高田で40.3度を観測しており、
同県内では2日連続で40度台となった。
14日と同様に、南東や南からの湿った風が山を越える際に雨を降らせ、乾燥して高温になるフェーン現象が起きたとみられる。
気象庁は高温注意情報を発表し、熱中症を防ぐよう呼び掛けている。