京都刑務所の刑務官が受刑者に熱湯を掛けるなどの暴行を加えたとして、京都地検は19日までに、京都市山科区、元看守の男(33)=懲戒免職=を特別公務員暴行陵虐致傷罪などで起訴した。9日付。
 
起訴状などによると、3月2日、担当する50代の男性受刑者に鎮痛消炎剤を陰部に塗らせたり、同18日には洗剤の空容器に入れた湯を上半身に噴射する暴行を加え、全治15日間のやけどを負わせたとしている。また、同6〜18日には60代の男性受刑者に対して計8回、同容器に入れた水を尻などに噴射した上、土下座や前転するよう命じるなどの暴行や陵虐行為をしたとしている。
 
被告は、京都刑務所の調べに対して「受刑者に甘く見られたくなかった。言うこと聞かせたかった」などと説明していた。

9/19(木) 20:18
京都新聞
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