https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190920/k10012091301000.html

東京 池袋のホテルで袋やシーツにくるまれた女性の遺体が見つかった事件で、
逮捕された大学生の携帯電話を詳しく解析したところ、SNSで自殺志願者を募るなどという趣旨の
投稿をしていた疑いがあることが捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は大学生の投稿の
分析を進め、事件に至った詳しい経緯を調べることにしています。

今月12日、東京 池袋のホテルで江東区の36歳の女性を殺害したとして埼玉県入間市の大学4年生、
北島瑞樹容疑者(22)が殺人の疑いで逮捕されました。

女性は手足を縛られ圧縮袋のようなものに入れられて死亡していて、調べに対し、首を絞めて
殺害したことを認める趣旨の供述をしているということです。

これまでの調べで、北島容疑者と女性の携帯電話に残されていたツイッターのメッセージのやり取りが
すべて削除されていたことが分かっていますが、さらに携帯電話を詳しく解析したところ、
北島容疑者がツイッターで自殺志願者を募るという趣旨の投稿をし、手伝うなどとやり取りしていた
疑いがあることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。

女性とは事件当日に初めて会ったということで、調べに対し「頼まれて殺害した」と供述しているということです。

警視庁は北島容疑者が行ったツイッターの投稿を分析し、事件に至った詳しい経緯を調べることにしています。