米アップルは20日、新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)11」シリーズの3機種を発売し、NTTドコモなど携帯電話大手3社も店頭で取り扱いを始めた。普及機の価格を抑え、売り上げ拡大を狙う。

新たに発売された上位機種の「11Pro(イレブンプロ)」は、アップルの直販の価格が10万6800円(税別)から、「11ProMax(イレブンプロマックス)」が11万9800円(同)から。前年の上位機種から価格を据え置き、カメラとビデオの機能を向上させた。普及機「11(イレブン)」は7万4800円(同)からで、前年の普及機「XR(テンアール)」よりも1割安くした。

東京都千代田区の直営店「アップル丸の内」には、午前8時の開店時に約130人が列を作った。4時間前から並んだという東京都文京区の大学4年生、中山紘彰さん(22)は、11Proを購入し「広角レンズの機能が楽しみ。旅行や屋内の大人数での撮影などいろいろな場面で使いたい」と話した。【宮崎稔樹】

9/20(金) 11:53 毎日新聞
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