ネアンデルタール人に近いデニソワ人の少女の想像図。ヘブライ大などの研究チームによる骨格推定に基づく(米科学誌セル、マアヤン・ハレル氏提供)
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 絶滅した旧人のネアンデルタール人に近い「デニソワ人」の全身骨格を推定したと、イスラエルのヘブライ大などの研究チームが19日付の米科学誌セルに発表した。顔が長く、骨盤が広い点はネアンデルタール人と共通するが、頭骨の幅が大きく、顎の歯の列が大きい点はデニソワ人の特徴の可能性があるという。

 デニソワ人の化石はロシアや中国の洞窟から小指の骨と歯、下顎の骨しか見つかっておらず、頭の形や全身骨格は不明。このため研究チームは、ロシアのデニソワ洞窟で見つかった小指の骨から抽出した細胞核のDNAの状態に基づき、骨格の形成に関与する遺伝子の働きを調べて推定した。(続きはソース)

9/20(金) 2:29配信
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