語学学校の男性ら3人はしか感染

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20190920/1100006573.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

埼玉県蕨市の語学学校に勤務する20代の男性と生徒2人のあわせて3人が、
「はしか」に感染していたことが分かり、県は発疹などはしかと疑われる症状が出た場合は、
事前に医療機関に連絡してから受診するよう呼びかけています。

埼玉県によりますと、蕨市の語学学校に勤める20代の男性がベトナムから帰国したあと、
今月5日に発熱や発疹の症状で医療機関を受診したところ、はしかに感染していることが分かりました。
さらに今月中旬にはこの語学学校の生徒で、いずれも20代の女性2人もはしかと診断されました。
いずれも回復に向かっているということですが、生徒のうちの1人は、
今月10日の夜から翌朝の午前4時までと、14日の午後3時から午後5時までの間、蕨市の飲食店、
日高屋蕨西口店でアルバイトをしたほか、店に通うため、勤務時間の前後に
JR蕨駅と西川口駅の間で電車を利用したということです。

ことしになって埼玉県内ではしかに感染したことが分かったのは
これで34人となり、この5年の間で最も多くなりました。
はしかは高熱などが続き、全身に赤い発疹が出るのが特徴で、空気感染で広がるなど
感染力が非常に強く、妊婦が感染すると流産や早産となるおそれもあります。

県は発疹や発熱などはしかと疑われる症状が出た場合は、医療機関に事前に連絡してから、
公共交通機関の利用を避け、マスクを着用して受診するよう呼びかけています。

09/20 22:47