https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190922/k10012094361000.html

停電続いた高齢者に物資届け状況確認 千葉 富津
2019年9月22日 16時13分台風・生活

停電が長く続いた地区に住む1人暮らしの高齢者を支援しようと、千葉県富津市の地域包括支援センターは、1軒1軒訪問して食料を届けたり、今の様子を確認したりする活動を行っています。

富津市天羽地区地域包括支援センターでは、地元の老人ホームなどに寄せられた物資の一部を1人暮らしの高齢者の自宅に1軒1軒届けるとともに、今の状況を確認する活動を行っています。

22日は、社会福祉士でもある藤野雅一センター長が高齢者の家を回り、カップ麺やごはんのおかずになる缶詰、それにお菓子などを届けました。

支援を受けた80代の女性は、「食料があれば安心することができます。ありがたい」と話していました。

この地区の停電は3日前までにおおむね解消したということですが、藤野センター長によりますと、台風以来、長く続いたふだんとは違う生活にストレスを感じている高齢者も少なくないということです。

藤野センター長は、「高齢者の精神面への影響が心配です。台風17号の接近で追い打ちをかけられるおそれもあるので、引き続き高齢者のケアに努めたい」と話していました。

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