https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190922/k10012094341000.html

トリエンナーレ 渦中の津田大介氏 心境語る
2019年9月22日 16時24分

愛知県で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で開幕から3日で展示の一部が中止された問題。これについて、芸術監督を務めているジャーナリストの津田大介氏がNHKのインタビューに応じました。

わずか3日での展示中止
まず、愛知県の大村知事が開幕からわずか3日で、「表現の不自由」をテーマにした展示を中止したことについて、どう感じているか聞きました。

「本来、民間であれば普通に自由にできるような企画がなぜこういった公立美術館などの公共性が高い場所や、行政がやる文化事業芸術祭でできないのか、これが僕の元々の出発点にありました。社会的・政治的なテーマを提起し、議論を呼ぶような作品をきちんと、こういう芸術祭で展示し、議論しながら75日間続けることで、新しい表現のモデルケースを作りたいというのが最初の思いでした。それが、3日間しかできなかったことに関しては、本当に忸怩たる思いがあります。多くのお客さんに見て自分で考えていただくことを目的にしていたので、その意味で非常に残念です」
(リンク先に続きあり)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190922/K10012094341_1909221612_1909221618_01_02.jpg