古代日本に存在したとされる邪馬台国は「邪馬壹(やまと)国」で、徳島県内にあった――古代史研究者3人がそんな説を唱え、「邪馬壹国は阿波から始まる」(原田印刷出版、A5判270ページ、税別2300円)を出版した。この説をめぐり、全国の研究者でつくる阿波古事記研究会などが22日、美馬市脇町で「古事記 やまと全国大会」を開く。

 執筆は阿南市の三村隆範さん(72)と土佐野治茂さん(64)、北島町の永井英彰さん(82)。

 三村さんによると、本来の邪馬壹国が表記を重ねるうちに邪馬台(臺)国とされた。邪馬壹国は当時、日本列島にあった倭国(やまとこく)と同じ意味で、「やまとこく」と読むべきだとする。また、国生み神話の高天原は神山町にあり、女王卑弥呼も同町にいたと主張する。(続きはソース)

朝日新聞デジタル 2019年9月19日03時00分
https://www.asahi.com/articles/ASM9D6KPLM9DPUTB009.html
「邪馬壹国は阿波から始まる」を出版した三村隆範さん(右)と土佐野治茂さん=徳島市八百屋町
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