独身女性というのは30歳ぐらいから妄想を始める。
友人知人が結婚していくなか、自分は独身。
結婚した友人は家庭を築き、妻として母としての幸せを満喫している。
そんな状況に気づき、嫉妬しこう考える。
「ここまで来たからには妥協できない!」(周囲の声:妥協もなにも…。)
この根拠にならない根拠に基づいて妄想はどんどん膨らんでいく。
加齢により自分の価値は日々落ちていってるのに、相手に対する条件はどんどん上がっていく。
なんせ自分の頭の中だけでやってるから、ストッパーが全くない状況なので、妄想はやりたい放題だ。
妄想の基準として、先に結婚してしまった友人知人の幸せよりも高いもの、という最低ラインを持つが、
そこから先の妄想は、その女の性格次第で天井知らずだ。
自分の価値とは無関係に、「待った私の方が正解だったのよ。」と友人知人に言える状況を
その責任のない相手に求め、間違いなく分不相応な高い理想を妄想する。
周囲から見てあからさまに分不相応な値付けを自分に対して行ってるので、ますます人が寄り付かない。
一度この妄想にはまり込むと、妄想により分泌される脳内快感物質を味わう癖が脳についてしまい
抜け出すことができない。
そして魔のステージ、アラフォーへとステップしていく…