10/12(土) 13:10

中国で禁止された『サウスパーク』のエピソードが香港の路上で上映される
香港デモ参加者と中国政府との政治的緊張が高まるなか、米国のコメディアニメ『サウスパーク』が再び渦中に立っている。

中国が『サウスパーク』のコンテンツをすべて禁止し、インターネットで閲覧不可にしたという報道を受け、香港のデモ参加者は問題の発端となったエピソード「Band in China」を放送する他の手段を見つけた。 The Hollywood Reporterが報じているように、香港の九龍北西部にある深水埗の路上にて同エピソードがプロジェクターを使って上映され、通りかかった人々に歓迎された。

誰がこの上映を企画したのかは不明だが、THRは「この上映がきっかけとなり、デモ参加者が利用するオンラインフォーラムでは多くの議論が起きた。大勢の人々は『サウスパーク』のクリエイター、トレイ・パーカーとマット・ストーンを『預言者』と評し、言論の自由を侵害しようとする中国政府に対し『気骨のあるところ』を見せた珍しい欧米のメディア人だと賞賛した」と報じている。
中国政府は先週、「Band in China」が放送された後、『サウスパーク』のコンテンツをすべて禁止した。同エピソードは言論の自由を規制する中国政府を繰り返し批判し、習近平主席をくまのプーさんに例えるインターネットミームに言及したり、ミッキーマウスが中国の命令にしたがってディズニーやマーベルのキャラクターを検閲する姿を見せたりした。『サウスパーク』は最新エピソードの「Shots!!!」でも引き続き中国での問題に触れている。
中国の政治事情と関連してニュースになったのは『サウスパーク』だけではない。Blizzardは最近、香港の自由化運動への支持を口にした『ハースストーン』のeスポーツ選手Ng Wai "blitzchung" Chungを12カ月の大会出場停止処分にし、国際的に非難を浴びた。Blizzardの中国のパブリッシングパートナーであるNeteaseが中国を擁護するスタンスを取ると、論争はさらに激化した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00000004-ignjapan-ent

■サウスパークの謝罪翻訳👅

「米プロバスケットボール(NBA)同様、中国の検閲を歓迎します。われわれは自由や民主主義よりもお金が大好きです。習氏は全くプーさんに似てません。今週水曜に放送される「サウスパーク」の300話目のエピソードをよろしく! 中国共産党万歳! 秋のとうもろこしの収穫も豊作でありますように。中国さん、これで大丈夫?」


https://i.imgur.com/Ilb1Sj3.jpg
https://i.imgur.com/PioybzA.jpg
https://i.imgur.com/oY9GWsP.jpg