離脱交渉に「なお大きな溝」とEU高官、イギリスは女王の演説で議会開会へ
2019/10/14
イギリスの欧州連合(EU)離脱期限が迫る中、EU側のミシェル・バルニエ首席交渉官は13日、アイルランドと北アイルランド国境をめぐる関税協議には「なお大きな溝」が残ると述べた。
イギリスとEUは週末にかけてブレグジット(イギリスのEU離脱)協定の交渉を行ったが、バルニエ氏はEU高官への報告で、イギリス側が提案した輸入品の追跡案は受け入れられないと話した。
これに対しイギリス側は、協定妥結に向けてさらに譲歩するつもりだとしている。ボリス・ジョンソン英首相は先に閣僚らに対し、合意成立への「道筋」が見えるものの、合意到達までには「まだ相当な作業」が必要だと話していた。
これを受けて欧州委員会も、「まだまだやらなくてはならないことがたくさんある」と述べた。
イギリスとEUは共に、17−18日のEU首脳会議より前に離脱協定案をまとめたい考え。英政府は、もし協定案がこのタイミングで得られれば、19日にも議会採決にかけたいとしている。
31日午後11時のブレグジット期限までに離脱協定をまとめるには、これが最後のチャンスになると見られている。
こうした中、イギリスでは14日から議会の新たな会期がスタートする。開会日にはエリザベス女王が施政方針演説を読み上げ、ブレグジット後の生活についてや犯罪対策といった政府の施策を発表する予定だ。
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