後輩の消防士をロープで逆さづりにするなどした3人の消防士が懲戒免職された問題です。3人の行為について専門家は命に関わりかねない危険な行為だと指摘しています。

 よく見掛ける血圧測定器。むろん、命を救うために使われます。しかし、この2人は逆でした。大阪府茨木市の消防本部白川分署。血圧測定器が使われたのは今年5月。ベルトを巻き付けられた20代の男性消防士は死の恐怖を訴え、こう嘆願したといいます。

 20代の男性消防士:「嫌だからやめてくれ」

 しかし、徐々に声が出せなくなり、顔面や眼球に内出血が残ったといいます。さらなる問題もありました。3人はこの日のうちに上司の消防司令補に報告しました。しかし…。

 茨木市消防本部:「職員A(後輩)については『黙っていられるか』と口止めした」

 さらに、この上司自身も別の後輩男性に暴行を働いていました。今年4月、消防司令補は20代の消防士の全身をロープで縛ってつり上げ、5分ほど放置したといいます。分署からは普段こんな声が聞こえてきたといいます。

 近くで働く人:「『何しとんねん!カス!』って言って、『わー勘弁して下さい』は聞こえとった。『股開けー!』言うて、『もう股が裂けるー』『裂けー!』言うてね」

 専門家によれば、こうした行為は命に関わる恐れもあります。3人とも救急救命士の資格があり、責任は重大だといいます。

 池袋大谷クリニック・大谷義夫院長:「窒息のリスクも出てきたかもしれません。ましてや医療関係者(の行為)。もしかしたら殺人未遂にあたるような行為かもしれませんので、もうありえない。やっちゃいけないです」

 消防司令補らは「コミュニケーションを取るためにじゃれ合っていた」と話しているといいます。

2019年11月13日 19時29分
テレ朝news
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