他人が自分をどう思っているのかを他我(たが)。
世の中は自分のことを「警察官たるもの」という目で観てくる。
それなら自分も「警察官たるもの」で生きよう。生きなければならない。
一方それとは別人格の自我というものある。
この他我と自我の間には隔たりがありますわな。
 日本人はこの自我の育成に難があるのですよ。日本の有史上それを
やり始めたのは日本国憲法を身に纏って以来。だから1946年以降ですよ。