ことし7月、埼玉県蕨市の住宅で、17歳の男子高校生が首を刃物で切られてけがをした事件で、警察は別の事件で逮捕・起訴された中国籍の22歳の男が事件に関わった疑いがあるとして強盗殺人未遂などの疑いで逮捕しました。

ことし7月、埼玉県蕨市の住宅でこの家に住む17歳の男子高校生が首を刃物で切られてけがをしました。
生徒は一時入院しましたが命に別状はありませんでした。
警察は住宅に隣接するフェンスに足をかけて壁をよじのぼり、2階の窓から侵入した男が切りつけたとみて捜査を進めてきました。
その結果、蕨市内で偽造ナンバーをつけた車を運転したなどとして逮捕・起訴された、中国籍で無職の22歳の男が事件に関わった疑いがあるとして、15日強盗殺人未遂などの疑いで逮捕しました。
捜査関係者によりますと、現場に残された足跡と男が持っていた靴の特徴がよく似ていて、これまでの調べに対し、関与を認めているということです。
警察は詳しいいきさつや動機を調べることにしています。

11月15日 14時19分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191115/1000040323.html