https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191116/k10012179911000.html


山梨 韮崎 養豚場でCSF(豚コレラ)の感染を確認
2019年11月16日 17時28分CSF

山梨県韮崎市の養豚場で飼育されているブタがCSF、いわゆる豚コレラに感染していたことが確認され、県はこの養豚場のすべてのブタを処分するなど感染の拡大を防ぐ対策を進めることにしています。

山梨県などによりますと、14日、韮崎市の養豚場で餌をあまり食べないブタが見つかり、国の検査でCSF、いわゆる豚コレラに感染していたことが確認されました。

山梨県内ではこれまでに野生のイノシシの感染が確認されていますが、養豚場で感染が確認されたのはこれが初めてです。

県は、16日午後、対策本部を開き、17日までに同じ養豚場で飼育されているおよそ900頭のブタをすべて処分するとともに、養豚場から半径10キロの区域の周辺に畜産関係の車両の消毒を行うポイントを設けるなど感染の拡大を防ぐ対策を進める方針を決めました。

長崎知事は「全庁を挙げて迅速かつ適切な初動防疫を行い、まん延の防止に努めなければならない。県内の養豚農家には確実なワクチン接種に取り組んでほしい」と指示しました。