聯合ニュース 2016/05/25
https://www.yna.co.kr/view/AKR20160524157200057


ミンククジラを取り扱う国内の鯨肉飲食店は120か所余りと推定される。クジラ祭りが開かれる蔚山市長生浦だけで20か所余りが集まっている。
鯨肉飲食店ごとに毎年、2頭から6頭のミンククジラを消費することが分かった。平均2頭を消費すると推定しても一年の消費量は240頭程度だ。


◇“刺さると広がる銛”で残忍な捕獲

ミンククジラの不法捕獲は1〜3月は西海、4〜5月は南海、6〜9月は東海など生息環境と移動経路に沿って行われることが分かった。
通常、海上警察のレーダー網に捕えられない小さな漁船2隻程度が捕獲に出る。竿に銛を付けて鯨が息をするために水面上に上がってくる瞬間、銛を打つ手法を使う。

鯨は肺呼吸をする哺乳類なので、10〜20分程度水中にいれば必ず息をするために水面に上がって来るため、この瞬間を利用して捕獲が行われる。
昨年4月、網にかかって死んだミンククジラ一頭が蔚山沖で発見されたが、この鯨の体には銛4つが刺さっていた。
銛の先はは幅4pで、刺されば自動的に釣り針のように翼が広がって抜けない。また、長いロープがつながっており、銛の刺さった鯨は捕獲者の手から抜け出すことができない。