>>642
>>629
>その判決、私道に土地を提供したX1以外の原告19人は
>通行地役権どころか通行自由権まで排斥されているが?

残念ながら、理解が間違っている。

通行自由権というのは、憲法に根拠を求める人格的権利のこと。
それが認められるためには、「通行が日常生活上不可欠」という特別の要件が必要。
通行地役権が認められるためには、そんな要件はいらない。合意、それも黙示の合意があれば認められる。
>>629にもある通り、通行地役権について争われ認められるケースの多くは黙示の合意による設定だ。

そして、>>629の裁判例は、X1以外の原告について通行地役権の設定が認められたのか認められなかったのか明らかではない。
またその理由も明らかではない。