【刀剣】400年前の洋剣”水口レイピア”謎解きを進めてみれば「ねじ留め構造」「折り返し鍛錬」 滋賀
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2019年11月15日 15時42分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191115/k10012178361000.html
滋賀県の神社に伝わってきた洋剣がある。フェンシングで使われるような細身の剣に華麗な装飾が施された、「レイピア」と呼ばれる剣だ。
およそ400年前にヨーロッパから伝わった伝来品だと考えられてきたが、科学的調査で意外な結果が明らかに。
日本で確認されている唯一のレイピア。いったい誰が何のために作ったのだろうか。
(大津放送局記者 川上寛尚)
◆謎の洋剣「水口レイピア」
まっすぐに伸びた1メートル近い剣身。つかの周りには立体的な装飾が施され、つばには双頭の鷲(わし)の文様がある。
形も装飾も、どう見ても日本のものとは思えないこの剣は、およそ400年前にヨーロッパからもたらされた伝来品だと考えられてきた。
レイピアは、16世紀から17世紀のヨーロッパで用いられていた武器だ。騎士道精神の象徴とされ、
当時の上流階級のポートレートには必ずといっていいほど腰につけた姿が描かれている。
そんな剣が伝わってきたのは、滋賀県甲賀市の小さな神社。地域名から「水口(みなくち)レイピア」と呼ばれる。
今は地元の資料館に保管されているが、由来をひもとく資料は全くなく、これまで学術的にほとんど注目されることはなかった。
◆「なんじゃこりゃ」から調査を開始
節目となったのは6年前。ひとりの研究者が別の用件で資料館を訪れたのがきっかけだ。
「最初はなんじゃこりゃと。研究者の好奇心だと思いますけれども、とにかくよく分からないものについて深く知りたいという気持ちが芽生えた」
東京文化財研究所の小林公治室長。長年、文化財を研究してきたが、この水口レイピアの存在は知らなかったという。
しかし研究者としての勘が働き、国内外の専門家に声をかけて研究チームを結成。謎の解明に乗り出したのだ。
◆ほかのレイピアとは違う!
6年に及ぶ調査の中で、小林さんたちが驚いたのはCTスキャンをかけたときだった。
内部構造に、ヨーロッパのほかのレイピアと違う点が見つかったのだ。
つかと剣をつなぐ部分。ヨーロッパのものは剣を深く刺し、突き出た部分を上からたたくことで頑丈に固定する。
一方、水口レイピアは、ここに「ネジ」が使われていた。
小林さんも「見たときは驚いた。当時ネジは鉄砲鍛冶が使っていた技術。こういった刀剣にあるということは予想していなかった」と話す。
戦国時代に日本に伝来し、戦いを大きく変えた火縄銃は、筒の後方部分にネジが使われている。
鉄砲の製作で鍛冶職人が身につけた技術が、水口レイピアには応用されていたのだ。
◆伝来品ではなく日本製
大きな手がかりを得た研究チーム。さらに剣の内部に迫ろうと、兵庫県にある世界最大規模の放射光施設「SPring−8」でも調査を実施。ここでも思わぬ結果が明らかになる。
「鍛造のしかたが“日本刀”に酷似している」
剣の内部にある元素を透視した画像を見てほしい。
こま切れに何層も線が入り、ミルフィーユ状になっているのが分かる。これは刃を鍛造するときの製法に由来している。
鉄を何度も折り重ねて打つことで、刃の炭素を均一化したり、不純物をなくしたりする「折り返し鍛錬」。日本刀独特の製法に見られる特徴が、水口レイピアにも現れていたのだ。
さらに調査を重ねると、剣は「甘い作り」で、実戦向きではない可能性も高まった。
見た目はヨーロッパのレイピアそのもの。しかし製作には日本特有の技術が使われ、実戦には適さないー。
「およそ400年前の日本の職人たちが、当時伝来した本物のレイピアを参考に、見よう見まねで模造した“日本製”だ」
多角的な研究によって、水口レイピアの意外な事実が見えてきた。
◆新たな疑問を解いてみる
水口レイピアが「国産の模造品」だったとなると、新たな疑問が湧いてくる。
・誰が何のために作ったのか、あるいは鍛冶職人などに作らせたのか。
・モデルとなったレイピアは、どこから来たのか。
ここからは仮説を重ねることになってしまうが、歴史は謎を議論してこそ面白い。
【以下略】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191115/K10012178361_1911151259_1911151357_01_10.jpg ちょっと前に犬NKでやってたな
せっせと鉄砲コピーしてたぐらいだから不思議じゃない ( ゚∀゚)
( ∩ミ ほーら、レイピアだよ
| ω |
し ⌒J 見よう見まねで鉄砲までコピーして
しかも改良までしてるぐらいなんだから
レイピアをコピーするぐらいわけないよ
刀に求められる技術のほうが細かく繊細だしな >>1
実戦に適さないって……
レイピアなんてそもそも半分飾りで、実際の戦争で乱暴にガリガリ使う目的で作られてないでしょ? >>10
ネジの製法が分からなくて娘を売ったんやで? 信長の遺品じゃないの?
西洋甲冑もコピらせてたんだろ? >>6
あれは決闘用だからな。お互いに間合いだけの距離を取って対峙し、剣技と体術のみで闘う。
降伏するか足を使った移動を行うまで続けられ、我慢強すぎると命を落とす。生きていられても
上半身はもとより顔面も傷だらけ。それが歴戦の勇者の証でもあった。 >>4
レイピアラーは必死の必殺剣じゃないだろうからな 質の悪い見よう見まねのなんちゃって品だろ
観光地で売っている木刀と同レベル >>6
それ言うと日本刀も実戦向きじゃないし、首を斬る用であって、実践じゃ
弓>槍>刀
だし… >>16
あー、やっぱり出たか鮮人の妬み嫉み恨み、鮮人はこれらで構成されてるんでしょ?
言わないと死んじゃうってホント? 実戦では使えないけどせっかく作ったんだから奉納って感じか
日本人のせっかくだから精神の賜物だな >>10
黒船が来た ⇒ ウチもアレ欲しい ⇒ 次の年には別々の2藩が蒸気船の実用化
何かおかしいw レイピアはそもそもが、実戦で使うというよりは護身用、権威の象徴として常に持っておくものだからなあ
アラブ人の男が腰に差してるジャンビーヤみたいなもん 折り返し鍛造してんならほぼ日本刀作成の技術で間違いないだろうな
普通のレイピアだって大した実戦性無いと思うんだが違うんかねこの書き方だと 武器屋のホームページとか時々楽しく見てしまうわ
子供の頃ははレイピアってフェンシングのやつみたいのだと思ってたしモーニングスターは鉄球振り回すやつだと思ってた 水口レイピアです
16歳高校1年女子です
特技はフェンシングです >>25
負けて落ち武者化した場合に
下草を刈りながら山野を逃げたり竹槍農民の落ち武者狩りを撃退したりするのには重要
合戦だけが戦争であり実戦だって発想は現代人のものだよ >>25
↓だと槍が使い物にならない一方でその実戦向きじゃない武器が活躍するのはどうしてなんですか?
フロイス『日本史』
・彼我の戦備は極度にちぐはぐであった。すなわち隆信勢は多数の鉄砲を有していたが
弓の数は少なく、長槍と短い太刀を持っていたのに反し、薩摩勢は鉄砲の数が少なかったが
多くの弓を持ち、短い槍と非常に長い太刀を備えていた。
・そして戦闘が開始された。それは熾烈をきわめ、両軍とも槍を構える暇もなく、
手当たり次第に刀で相手の槍を切り払った。薩摩勢は、敵の槍など眼中にないかのように、
その(真只)中に身を投じ、鉄砲も弾を込める間がないので射つのをやめてしまった。 >>47
>>48のソースでは槍をさしおいて合戦で活躍しているのはどうしてなんですか? この部品がどういう意味があってどんな働きをするのか分からん
けどまあ作ってみるか
で鉄砲コピーする変態鍛冶どもだからな
見本を見せられてこれ作ってねでやってみただけだろう >>49
信長が尾張の弱兵でも使えるような長槍を流行らせた
それ以前は各自が私財使って戦争してたから得意な得物使ってばらばらでも仕方ない 信長の時代宣教師が持ち込んだ武具に興味を見せた千利休が堺商人に作らせて舶来品として売っていたものを甲賀の忍者が暗殺武器として使えるのではと購入したが使い物にならず蔵に眠らせたまま現在に至った物だろ 四百年前なら舶来品があって、レプリカ作っても不思議じゃなくない? >>53
三間の長槍なんて信玄も謙信も使わせていることが当時の軍役状にはっきりした証拠として残っているんだけど
それは織田のコピーだったんですか!?
知らなかったなあ
ちなみに>>47の沖田畷の戦いは信長が死んだ二年後の合戦なんですけど
どうして信長以前の時代の話なんかするんですか? >>57
そのアニメってのは同時代史料という意味なんですか?
ルイス・フロイス『日本史』
・(朝鮮人の)その他の武器には威力がなく、特に刀剣は短く、たいして役立たない。
・双方とも大いに奮戦したが、朝鮮人は頭上に振り翳される日本人の太刀の威力に対抗できず、
ついに征服された。
・だが日本軍はきわめて計画的に進出し、鉄砲に加え、太刀の威力をもって散々に襲撃したので、
朝鮮軍は戦場を放棄し、足を翼(のよう)にして先を争って遁走した。 >>11
決闘で使うことがある。
そもそも実戦って言っても16世紀には既に火砲があるので、長剣での叩き合いみたいなことはほとんどないし、実際に剣で戦うのは軍と軍の戦いよりは個人間の争いな訳で、そこで役に立つかどうかが問題。 明の戚継光将軍は自分たちの刀剣より日本刀が優れていると認め自軍兵士の武器として装備させたことを
自分の著作に書き残しているんですが、明の刀剣は実戦向きじゃない>>25の人がいう実戦向きじゃない刀以下なのかあ…
戚継光『紀効新書・長刀解』
倭寇には遠くからの鳥銃が有効である。 だが倭寇は全く臆せず攻めたり刺したりできる至近まで突っ込んでくる
兼ねてよりこの銃手が弾を込める間に時間を取られて接近を許すことが多い。その勢いを止められない。
倭寇の刀捌きは軽くて長く接近を許した後の我が軍の銃手の動きは鈍重すぎる。
われわれの剣は銃を捨てて即座に対応するための有効な武器ではないのだ。 それゆえ我々も日本式の長い刀を
備えるべきだ。 >>16
まあ、後進国なんだから、パクるのはしょうがない。 >>62
ヨーロッパでは鉄砲の普及後に騎兵のサーベルチャージが
「三兵戦術」の一角を担うようになったことを知らないなんて
まさか冗談ですよね?
その流れはM1860軽騎兵サーベルを両軍が装備していたアメリカ南北戦争など
19世紀くらいまで続くことは本当はわかってますよね?
『グスタヴ・アドルフの騎兵』
・グスタヴは、部隊後列は敵と接触するまではピストルを使わないよう指示し、
かわりに抜刀突撃を行うよう命令。
ピストルはあくまで混戦の際の武器であることを強調した。
『ナポレオンの軽騎兵 華麗なるユサール』
・もし、交戦状態となったならば、ユサールの散兵部隊は自身のカービンを敵の戦列の
100m以内で発砲した。その主目標は敵の士官であった。ついで、短銃を右手に持ち、
引き抜いたサーベルの腕抜きに手首を通し敵陣深く突撃した。短銃の弾丸は
最後の瞬間まで残しておき、短銃を左手に持ち替え、白刃によって攻撃を行った。 明治時代の旧式軍刀、両手握りのサーベルとかかっこええわ >>20
片手でもって相手を刺す。
重い鎧を着ている相手にも金属板のつなぎ目の隙間を刺せれば致命傷を与えられるはずということで、スキーのストックのような小型の槍を両手で持って突き刺すということがなされていた。
しかし、火縄銃が実用化されると、鈍重な重い鎧を着た兵士は銃でやられるので、軽装になった。
で、両手持ちの突き刺す剣を片手で持てる小型軽量なものにして、飾りとかつけたのがレイピア。
基本的に護身用。 400年前はホントなの?
40年前に近所の町工場のおっさんが趣味で作ったんじゃないの >>65
当時の史料を見るとそちらの言う後進国の刀剣を中国やヨーロッパの人が持ち上げてたりするから面白いですよネ
茅元儀 『武備志』
日本の刀は剛利で中国のものはそれに及ばない。
アビラ・ヒロン 『日本王国記』
繰り返して述べるが、彼らは非常に闘争的で、容易に鉄が切れるほど精錬された
鋼鉄で作った残忍極まる鋭利な武器を使用する。
アーノルダス・モンタヌス 『日本誌』
戦いは日本人の頗る喜ぶ所なり。彼等の武器は鉄砲弓矢の外に刀あり。
刀は非常に能く鍛えられあればヨーロッパ流の刀身などは容易にこれにて切断せらるべし。
ゴロヴニン 『日本幽囚記』
鋼製品はどうかといふと、日本の大小刀は、おそらくダマスク製を除いて、
世界中のあらゆる同種の製品を凌駕している。
それは極端な試練に堪へる頑丈なものである。
メイラン 『日本』
日本刀のすぐれていることは十分一般に知れ渡っているので、私が特別にそれについて話すまでもないことであろう。
チェンバレン 『日本事物誌』
日本刀は、その名も高いダマスコ剣やトレドで鍛えた剣をも凌駕する。
刃を傷つけずに銅貨の山を一刀両断することは決して難しい離れ業ではなかった。 >>48
>>63
詭弁のガイドライン
2.ごくまれな反例をとりあげる 滋賀県の近江八幡で、江戸時代に作られた、反射望遠鏡のレプリカ
が飾られていた。 鉄砲記念館だったかな。
余りに本物っぽいので、信じられなかったが、最近鑑定した人が
居られて、鏡面の精度が現在と変わらない。とのことでびっくり。
滋賀県には、何か歴史的な、秘密が多い気がします。 >>31
逆じゃね
奉納のために作ったから実戦むきじゃない >>11
宮廷やパーティー用の礼装の装備だからな
宮廷で全身鎧なんて着てる参加者はいないし
装飾の意味合いが強い >>37
甘い造りってのが何を指すのかがちょっとよくわからんのよね >>68
レイピアとサーベルがごっちゃになってるバカwww >>34
相手の剣を絡めて取り落とさせたりへし折ったりするためだとか >>52
コピー機に座って変態コピーしたことあるもん。 >実戦には適さないー。
ww なんで語尾伸ばしてるの? >>89
令和の時代にそんな書き込みしても誰も反応せんわw >>68
あくまでも阻止斉射を潜り抜けられればですが・・・
その書籍の中にも停止中のフランス軍騎兵がプロシア軍騎兵の突撃を6歩の距離から阻止斉射を浴びせ撃退した戦例が載っているかと
まぁ、南北戦争でもカスター准将の騎兵旅団が南軍騎兵の突撃を抜刀で迎え撃ち撃退したなんて戦例も有りますが
当たり前だけど白兵戦用の武器だから短兵間合いに如何に入るかが全てかな? >>63
倭冦の刀さばきがどんなものだったかを伺える資料が程宗猷の『單刀法選』。
日本刀法を中国武術の套路にすることで日本武術の中国化を進めようとする意図が分かる
https://youtu.be/V1Vg4O7g9js >>92
まじかよ
20世紀最後のノーヒットノーランのエルビラも反応してくれないのか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています