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2019/11/26(火) 04:13:11.95ID:VHM64KRN9三菱商事 中部電力 オランダのエネルギー会社買収へ優先交渉権
2019年11月25日 20時55分
大手商社の「三菱商事」と「中部電力」は、ヨーロッパでエネルギー事業を展開するオランダの企業を共同で買収するための優先交渉権を獲得したと発表しました。日本円でおよそ5000億円を投じて、来年夏までの買収を目指すとしています。
発表によりますと、三菱商事と中部電力はヨーロッパで発電事業などを手がけるオランダの企業「エネコ」を共同で買収するための優先交渉権を獲得したということです。
エネコは、オランダのロッテルダムに本社を置く総合エネルギー会社で、オランダとベルギーそれにドイツの3つの国を中心に、再生可能エネルギーなどの発電事業や電力やガスの小売事業を展開しています。
三菱商事と中部電力が共同で設立した新会社がエネコのすべての株式を買い取る予定で、買収額は最大41億ユーロ(日本円で約5000億円)に上るということです。
今回の買収で、三菱商事はヨーロッパを中心とした再生可能エネルギーの事業をさらに強化したいとしています。
一方、中部電力は海外での収益を伸ばすとともに、先進的なヨーロッパの電力ビジネスのノウハウを日本の事業に取り入れたいねらいがあります。
両社は今後、エネコの株主となっている現地の自治体の承認を得るなど必要な手続きを進め、来年夏までの買収を目指したいとしています。