夜の政治

 自民党の世耕弘成参院幹事長は10日の記者会見で、安倍首相が9日に憲法改正を「必ずや私の手で成し遂げていきたい」と述べたことについて、「語弊がある。発議をするのは国会だ」と述べた。

 憲法を改正する際は、衆院100人以上、参院50人以上の賛成により改正原案が国会に提出され、衆参両院の憲法審査会での審査を経て、それぞれの本会議で総議員の3分の2以上の賛成を受けて発議される。

 世耕氏は、改憲実現のために首相が自民党総裁選での4選を目指すべきだ、との声があることについて「憲法改正と首相の任期は関係ない」とも語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191210-00050271-yom-pol