“残骨灰”広島市が売却検討

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20200114/4000006471.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

広島市は、市営の火葬場でお骨を拾ったあとに残る、「残骨灰」と呼ばれる骨や灰について、
なかに希少金属が含まれるケースが多いことから、民間の業者に売却することで、
市の財政収入につなげられないか、検討を進めています。

「残骨灰」は、火葬場でお骨を拾って骨つぼに納めたあとに残る骨や灰のことで、
なかには歯の治療などで体内に残った金やプラチナなどといった希少な金属が含まれるケースが多くあるとされています。
広島市は、5つある市営の火葬場で、火葬のあとに出る「残骨灰」について、
民間の業者に売却することで、市の財政収入につなげられないか、検討を進めています。

全国の自治体の中には、「残骨灰」を民間に売却するしくみを、すでに導入しているところがある一方で、
倫理や人の尊厳に関わり、遺族への配慮を欠くものだなどとして、問題視する声もあります。

このため、広島市は、今年度中に、市民へのアンケートを実施して、「残骨灰」の売却の是非について
幅広く聞いたうえで、丁寧に議論を進め、最終的な結論を得たいとしています。

01/14 09:15