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【宇宙】超巨大ブラックホールの詳しい観測に成功、X線の道草を利用「反響マッピング」
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0001しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★垢版2020/01/23(木) 03:20:32.92ID:xDJ1uQcn9
■物理法則ギリギリの速度で回転、X線が届く時間差による「反響マッピング」

 昨年、ブラックホールを人類史上初めて直接撮影した画像が公開された。そのおかげでわれわれは、あの怪物の口のような穴の周辺には何があるのかを、目で見て確認できるようになった。そして今回、天文学者らは、X線の“エコー”を利用した技術を用いて、ブラックホールをさらに詳しく観測することに成功。その成果が1月20日付けの学術誌「Nature Astronomy」に発表された。

 観測対象となったブラックホールは、地球から約10億光年離れた「IRAS 13224-3809」と呼ばれる銀河の中心にある。この超大質量ブラックホールは、数百万℃のガスなどが回転する円盤に囲まれ、また中心からは10億℃を超えるX線コロナが噴き出している。このX線がどのように振る舞うかを描くことによって、科学者らは、ブラックホールの「事象の地平線(光さえ逃れることができない領域との境界)」周辺の、極めて詳細な地図を作成した。

「ブラックホールは光をまったく放出していないため、これを研究するには、物質がその中に落ちていくときに、どんな振る舞いをするかを観察するしかないのです」。論文の筆頭著者である英ケンブリッジ大学のウィリアム・アルストン氏はそう述べている。

 今回の観測結果は非常に正確だ。その精度は、昨年ブラックホールの写真を撮影した「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT:事象の地平線望遠鏡)」も到底かなわない。おかげで科学者らは、IRAS 13224-3809の中心にあるブラックホールの質量とスピンについて詳しく知ることができた。

 質量とスピンは、ブラックホールの進化を解き明かす重要な手がかりとなる。もし、付近にあまた存在する超大質量ブラックホールの一群を同じように観測できれば、銀河の成長についてより多くのことがわかるかもしれない。

■円盤にぶつかったX線が遅れて届く

 味気ない名称で呼ばれてはいても、IRAS 13224-3809は中心領域がX線やガンマ線を非常に多く放出する「活動銀河」のひとつで、X線で見る空の中ではとりわけ興味深い銀河のひとつだ。そしてX線の明るさが、ときとしてわずか数時間の間に50倍から50分の1にまで変動する。アルストン氏らがこの銀河を研究対象に選んだのは、活発にエネルギーが変動するため、中心にある超大質量ブラックホールの特徴を突き止めやすいからだ。

 研究チームは、欧州宇宙機関のX線観測衛星「XMM-Newton」を用いてIRAS 13224-3809の観測を行った。地球を周回しながらX線で宇宙を観測している「XMM-Newton」 は、2011年から2016年にかけて、軌道を16回めぐる間に、合計550時間以上にわたってIRAS 13224-3809を観察した。

 長時間におよぶこの観測データを基に、アルストン氏らは、超大質量ブラックホールのX線コロナと円盤をマッピングした。放出されるX線の一部は、直接宇宙に向かうが、その他のX線は円盤にぶつかって、ブラックホール周辺の環境を抜け出すまでにやや遠回りする。

「この道草が、コロナで生成されたX線同士の間に、時間の遅延を生じさせます」と、アルストン氏は言う。「そのエコー、つまりは時間の差をわたしたちは測定できるのです」

「反響マッピング」と呼ばれるこの技術が、ブラックホール周辺のガス状物質を詳細に調べることを可能にした。アルストン氏は反響マッピングについて、コウモリなどの動物が、音を物体に反射させて飛行中の動きの手がかりとするエコロケーションと似た技術だと説明する。また、地球から近いブラックホールを撮影するためにEHTが用いた技術とは異なり、反響マッピングは極めて遠い天体にも利用でき、事象の地平線により近い領域も調べられる。

「反響マッピングは、空間分解能にまったく依存しません」。同じ技術を使って遠方のブラックホールを研究している米ジョージア州立大学のミスティ・ベンツ氏はそう述べている。「この技術では物体内部での光エコーを利用して、その構造を示せます。それは天体が非常に遠くにある場合でも変わりません」

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/012200041/02.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/012200041/
0007名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 03:41:11.37ID:8iafHbgY0
3行まとめ
ウィリアム・アルストン博士
「ホーキングがいなくなって、ブラックホールの研究が捗ること捗ること」
0008名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 03:45:24.46ID:mI7Q1jp70
道草すると野糞を踏みます
0012名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 04:33:33.87ID:D2rfXBhl0
そのx線が照射された方向へ
少しずつ
そして加速度的に移動し始める
まるで意思を持ったかのように…
0014名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 06:24:11.88ID:Xjymkdie0
どうせ死ぬならブラックホールの中に入ってみたい
0015名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 06:24:35.32ID:RAUchH+N0
XMMまだ軌道上で運用中か。
AXAFもまだ運用中みたいだし。
それに引き換え日本のSUZAKUは当初からXRSが機能せず、衛星としても遠の昔に運用停止。
日本の御家芸とは何だったのか。。。
0017名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 07:24:58.59ID:PsNBt2NL0
>>5
宇宙は猫にある
0018名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 07:26:13.01ID:uYspnpaz0
>>9
ラブレー爺さんがこんなところに!
0020名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 07:30:36.67ID:VFrJ3DTo0
>>15
日本は、政治家も世論も目先の利益にしか興味無い奴ばっかりだからな
分かりやすいリターンの無い科学の分野は理解を得ない
そりゃ廃れるわ
0021名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 07:30:59.40ID:11liDHX00
近所にあったらゴミ問題とか解決よね。

鳩山由紀夫、ブチ込みたいわ。
0025名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 09:48:14.27ID:8Pmg7v1Q0
>付近にあまた存在する超大質量ブラックホールの一群を同じように観測できれば
結論
森を見て木を見ず
0026名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 11:00:14.16ID:9ah0d9F20
ブラックホールでわかったこと
吸い込むには限度があり
宇宙全部は吸い込めない
掃除機のような構造に近いのか
そして吸い込んでいる物質を確認はできていない
星が吸い込まれるのすら見つかってっていない
0027名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 11:01:24.54ID:9ah0d9F20
見つかってっていない
自己笑い、あはは
0028名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 11:04:41.59ID:9ah0d9F20
たぶん宇宙の外から宇宙を吸い込めば
全部吸い取れるんだろうけど
宇宙の中にあるブラックホールからは宇宙全部は吸い込めないんだろうな
0029名無しさん@1周年垢版2020/01/23(木) 11:14:33.62ID://4DECCa0
>>19
>>1のような巨大なブラックホールなら事象地平線付近でも潮汐力は大したことはない
放射線を完全に遮ることの出来る宇宙船があるならその中に入ってもすぐに死ぬことはない
外には脱出できないから結局は中心部に近づくにつれ強まる潮汐力でバラバラになるが
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