0001水星虫 ★
2020/01/27(月) 14:13:28.59ID:dV22MVMe9http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20200127/5070005715.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
新卒者の採用で学生優位な売り手市場が続くなか、大分県は優秀な人材を確保するため、
来年度から行政職の採用で法律などの専門試験を課さず、民間企業の就職希望者も
受験しやすくする特別枠を設けることにしました。
新卒者の採用で学生優位な売り手市場が続くなか、大分県の職員採用でも受験者数が減っており、
今年度の試験では大学生を対象にした上級の行政職採用試験の申し込み者数は
３８０人と２０年前の３分の１近くにまで減っています。
こうしたなか、大分県は受験者数を増やし、より優秀な人材の確保につなげるため、
従来の試験から試験内容や日程を変え、民間企業の就職希望者も受験しやすくする特別枠を
来年度の採用試験から設けることにしました。
具体的には、法律などの問題を含む専門試験をやめ、アピールシートの提出や
民間企業で使われることの多いＳＰＩという選択式の適性検査などを課すことにしました。
さらに、１次試験を従来より２か月前倒しして４月に実施し、
６月中旬には最終的な合格者を発表することにしています。
大分県の職員採用を巡っては、民間企業とは違う対策が必要なことや民間企業の内定が
ほぼ出そろったあとに選考が始まることから、民間から内定を得た学生からは
敬遠される状況となっていました。
大分県は、この特別枠で、ここ数年、７０人から９０人ほど採用している行政職のうち
３０人を採用する計画で、ことし３月から受験の受け付けを開始することにしています。
大学生の就職活動のルールいわゆる「就活ルール」では、来年・２０２１年春に入社する
いまの大学３年生も「就職面接の解禁は大学４年生の６月以降」とされていますが、
実際にはこれより早く採用面接を始める企業もあると指摘されています。
これに対し、公務員の採用試験の多くは６月以降に始まり、大分県でも、これまで
６月に１次試験を行い、最終的な合格者の発表は８月下旬となっていました。
この時期には、すでに内定を得た大学生にとっては企業からのいわゆる「囲い込み」に遭い、
関係者の話しでは公務員試験の受験を断念する大学生もいるということです。
また、選考方法も民間企業と公務員には違いがあり、いわゆるエントリーシートと面接、
それに適性検査などが中心となる民間に対し、大分県の行政職の採用では
１次で知識や知能を問う教養試験と法律や政治学、経済学などの問題が出題される専門試験が課され、
２次では論文と適性検査、それに面接が課されるため、民間企業への就職とは違う対策が必要となっていました。
今回設ける特別枠は、こうした違いによって民間企業の就職希望者でも
大分県の採用試験の受験をしやすくする狙いがあり、実施時期は、従来６月下旬だった１次試験を
４月下旬に、７月から８月に行っていた２次試験を６月中旬に行って
合格者を発表することにしていて、民間企業の採用スケジュールとの違いを小さくしました。
また、選考方法も、法律知識などを問う専門試験はなく１次試験では就職情報サイトを運営する企業が開発し、
多くの民間企業の採用選考に使われている「ＳＰＩ」という試験と、アピールシートによる選考を行うほか、
２次試験は論文と適性検査、面接が課されることになっています。
01/27 12:47
