沢尻エリカ被告、初公判へ 傍聴席“史上最高”倍率330倍超えか
1/31(金) 7:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200131-00000015-sanspo-ent

 麻薬取締法違反の罪で起訴された女優、沢尻エリカ被告(33)の初公判が31日、東京地裁で開かれる。沢尻被告は薬物治療を受ける東京都内の病院から出廷。公判は即日結審し、2月6日に判決公判を迎えることが30日、分かった。公判の争点は薬物の入手経路と使用の常習性。沢尻被告は何を語るのか。一般傍聴券は隣接する日比谷公園で傍聴整理券を交付し、抽選で配布。裁判傍聴券の過去最高倍率である330倍の記録を更新するかも注目を集めそうだ。

 衝撃の逮捕から77日。ついに沢尻被告が薬物事件で法の裁きを受ける。

 所属のエイベックスは30日、近況について文書で「医療機関において専門家の指導の下、更生にむけて治療などに励んでおります」と発表。昨年11月16日に逮捕され、同12月6日に警視庁東京湾岸署から保釈後、そのまま東京都内の病院に入院。治療以外にメンタル面のケアも行い、初公判は病院から出廷。閉廷後は病院に戻る予定だ。

 送検や保釈時の車内をカーテンで覆うなどして一切表情を見せなかった沢尻被告。今回、法廷という公の場に姿を見せることについて、複数の関係者は「反省の態度を強調するため、薄化粧の黒のスーツ姿で出廷するのでは」と推測する。

 傍聴希望者が殺到することは必至で、東京地裁は混乱を避けるため、広い敷地の日比谷公園でリストバンド式の傍聴整理券を交付。芸能人裁判では、昨年7月に開かれた元人気アイドルグループの歌手(34)の初公判も同所で交付され、24席の一般傍聴席に1265人が集まった。

 今回も席はほぼ同数とみられる。2009年に覚せい剤取締法違反罪に問われた女性歌手(48)の初公判では6615人が並び、約330倍を記録。これが刑事裁判史上の最高倍率で、沢尻被告が記録更新するかも注目だ。

 公判の争点は〔1〕薬物の入手ルート〔2〕使用の常習性の2点だ。〔1〕では、合成麻薬MDMAを共同所持したとして元交際相手の男性が逮捕されるも不起訴になった。沢尻被告は東京・渋谷のクラブで使用した疑いがあり、「MDMAはこのクラブとは別のイベント会場でもらった」とも供述。女性イベンターから入手したとの情報もあり、検察側は薬物でつながる人脈を徹底追及する。

 〔2〕では「10年前以上から大麻やMDMA、LSD、コカインを使用した」と認めるも、尿鑑定で陰性だった沢尻被告の使用を立証するため、薬物に手を染めた経緯などを調べる。

 公判では証人として沢尻被告の担当医が出廷して同被告のサポートを約束するとみられる。母親は出廷しない。同被告は起訴内容を認めており、公判は即日結審する見込み。判決は2月6日に言い渡される予定だ。

 今回の事件でNHK大河ドラマ「麒麟がくる」を降板するなど多方面に損害を与えた沢尻被告。法廷では女優業の進退にも言及するとみられる。

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