>根路銘さんは、WHO(世界保健機関)インフルエンザ・呼吸器ウイルス協力センター長として、
ウイルスによる呼吸器感染症の拡大を防ぐ闘いを続けてきた

其の根路銘さんの発言。
根路銘: 発生地の中国・武漢ではパニック状態となり、その過剰反応が世界に広がってしまったが、
その責任は中国にあります。中国にはコロナウイルスによる呼吸器感染に対して認識深い人がいないからです。
大きな誤算は、コロナウイルスの感染者や肺炎患者を病院に集め隔離し、密閉した部屋に閉じ込めたことです。
その密閉空間でさらに新しい患者を、いわばどんどん培養してしまったんです。

患者を収容した隔離病棟の窓を開けて、コロナウイルスを天空へ、「鬼は外!」と追い払っていたら、
患者数の増加を防ぎ、減らすことができたはずなんです
さらに問題点をあげるとすれば、中国の医療専門家はウイルスによる呼吸器感染症がどう広がっていくのかという
「疫学」を知らない。

コロナウイルスは咳や痰で飛び出しても1メートルを超えれば死滅します。
感染者の近くで咳や痰を受ければ、小さな粒子となった飛沫(飛沫核と呼ぶ)を受けて感染するおそれはありますが、
インフルエンザのように1回の咳で1万個以上のウイルスが死ぬことなく長時間浮遊し続け
10メートル以内のほとんどの人を感染させる「空気感染」は起こらないんですよ。

だそうです。