0001ガーディス ★
2020/02/18(火) 19:35:38.62ID:VUfPFa9G9医薬品医療機器総合機構(PMDA)が年度別にまとめている「新医薬品の承認品目一覧」をもとに、2019年1月〜12月に承認された新薬を「新規有効成分」と「その他(適応拡大や新投与経路など)」に分けて集計しました。新医療用配合剤は新規有効成分としてカウントし、後発医薬品やバイオシミラーは除外しています。
19年に新医薬品の承認を取得したのは56社で、このうち最多となる7つの承認を取得したのはMSD。βラクタマーゼ阻害薬配合の抗菌薬「ザバクサ」や高脂血症治療用配合剤「ロスーゼット」(販売はバイエル薬品と共同)が承認されたほか、免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」の頭頸部がんと腎細胞がんなど、5つの適応拡大の承認を取得しました。
2位は小野薬品工業と中外製薬で、承認数は6。小野は▽褐色細胞腫治療薬「デムサー」▽慢性心不全治療薬「コララン」▽抗がん剤「ビラフトビ」▽同「メクトビ」――の4つの新規有効成分の承認を取得しました。中外は抗がん剤「ロズリートレク」が新規有効成分として承認されたほか、免疫チェックポイント阻害薬「テセントリク」の適応拡大(トリプルネガティブ乳がん、進展型小細胞肺がん)などが承認されました。
承認取得数5で上位3社に続いたのは、ヤンセンファーマと武田薬品工業。ともに新規有効成分で2つ、適応拡大などで3つの新医薬品が承認されました。新規有効成分では、ヤンセンが前立腺がん治療薬「アーリーダ」など、武田がうつ病治療薬「トリンテリックス」などの承認を取得しています。
6位(承認数4)は、第一三共やアストラゼネカ、アッヴィなど7社。第一三共は自社創製の高血圧症治療薬「ミネブロ」や疼痛治療薬「タリージェ」など、アストラゼネカは慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「ビレーズトリ」などの承認を取得しました。アッヴィは白血病治療薬「ベネクレクスタ」を発売し、がん領域に参入しました。
全文
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/17767/
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/s3-ten-navi.com-wpimg/answers/wordpress/wp-content/uploads/2020/02/2019_approval_ranking_01.png