0001首都圏の虎 ★
2020/02/24(月) 14:50:41.85ID:gddmTOdA9大阪税関金沢税関支署が21日、19年の貿易概況を発表した。
輸出では、科学光学機器が中国向けの液晶パネルの大幅な落ち込みで56・7%減の211億円となった。米中摩擦に加え、世界のパネル需要が液晶から有機ELに移っていることも影響したとみられる。金額が最も大きい建設用・鉱山用機械は18・5%減の477億円だった。
金沢港からの建機出荷を進めるコマツ粟津工場(小松市)では、全体の出荷台数が減っているものの、旺盛な住宅着工を背景に北米向けの比率は高水準を維持している。今年度の金沢港利用率は前年度並みの55%となる見通しだ。担当者は「利便性が高く、コストを抑えられる金沢港からの出荷を推進したい」と話した。
一方、自動車工場向けのプレス機など金属加工機械は38・8%増の223億円で、海外での工場新設の動きが目立った。電気計測機器は有害物質を探知するセンサーがポーランド向けで伸び、92・2%増の77億円だった。
輸出の国・地域別では、中国が534億円、米国が479億円、韓国が121億円、オランダが103億円、台湾が89億円となる。中国や韓国の減少が、輸出額に大きく響いた。
輸入は石炭が20・4%減、天然ガス・製造ガスが25・8%減で、全体の減少に影響した。輸出入の合計額は15・9%減の3694億円で3年ぶりの減少、輸出入の差額は240億円の輸出超過となった。
貿易額は金沢港、七尾港、小松空港の合計で、1979(昭和54)年以降のデータを比較した。
北陸三県の輸出額は11・3%減の4635億円、輸入額は9・1%減の4754億円で、いずれも3年ぶりの減少だった。2年連続の輸入超過となった。
2020/02/22 01:26
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