0001首都圏の虎 ★
2020/03/18(水) 17:28:38.84ID:HOXNFFAJ9グルメサイトと有料契約した飲食店の15%は、サイトに掲載するクーポンなどの割引情報を「他サイトと同等以上の条件の掲載を求められたことがある」と回答。一部のグルメサイトも公取委の調査にこうした事実を認めたという。独禁法は、相手を不当に拘束する条件を付けて行う取引を「拘束条件付き取引」として禁じている。
利用者の投稿で決まる店舗評価の点数については、加盟店の32%が「評価に不満や疑問を感じる」と回答。店舗からは、サイトとの有料契約の有無が点数を左右するのではないかとの懸念が寄せられた。公取委の調査にサイト側は「有料契約の有無や額の大きさが評価に影響を与えることはない」と説明。公取委は「評価の要素を可能な限り透明にすべきだ」と指摘した。
利用者が投稿する口コミについては、飲食店の29%が「古い情報や間違いを載せられた」「不当に悪い口コミを載せられた」など不利益があったと回答した。このうち半数はサイトに削除や修正を求めたが、29%は拒否され、5%は有料会員にならなければ修正できないと言われたという。公取委は「有料契約していない店の修正依頼に対応せずに競争に悪影響を及ぼせば差別的取り扱い、修正条件として有料契約を強制すれば抱き合わせ販売に当たるおそれがある」としている。
公取委はプラットフォーマーと呼ばれるIT企業のルール作りを進めており、近年影響力が拡大しているグルメサイトの実態調査を初めて実施した。グルメサイト17社にアンケートや聞き取りをしたほか、全国の飲食店や利用者にもアンケート調査した。サイト名は非公表とした。グルメサイトへの加盟店数は2019年3月末現在、延べ約69万店に上るという。【渡辺暢】
公取委に寄せられた店舗の声
・「クーポンを表示しなければ店舗情報の掲載順位が下がる」と言われた
・サイトで上位に表示されることは重要で、高額でも有料契約を切れない
・有料契約をやめたら評価の点数が下がり、有料会員になったら戻った
・点数が3・0から動かなかったのに、有料契約を結んだら3・5になった
最終更新 3月18日 17時05分
https://mainichi.jp/articles/20200318/k00/00m/020/157000c
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