【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は東京五輪・パラリンピックの来年への延期決定から一夜明けた25日、電話記者会見を開き、注目される新たな開催日程について「合意したのは遅くとも夏までに開催したいということで、広い視野から検討できる。夏だけに限定はしていない。全ての選択肢が検討される」と含みを持たせた。

 新日程や会場確保など山積する課題の解決に向けて「全ての利害関係者の犠牲と妥協が必要になる」と述べた。五輪の準備状況を監督するIOC調整委員会や大会組織委員会で構成する作業部会の設置も明らかにした。

2020/3/25 20:27 (JST)3/25 20:31 (JST)updated
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