名馬のたてがみ「切り取り」 逮捕された女の関係先から複数の馬毛押収 ブログに「犯人は自首を」と投稿
2020.3.28
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200328/dom2003280010-n1.html

 北海道の牧場で昨年9月に有名馬「タイキシャトル」のたてがみを切り取ったとして、北海道警が器物損壊の疑いで逮捕した埼玉県川口市の無職、田中和世容疑者(55)の関係先から複数の馬毛を押収していたことが27日、分かった。逮捕は同日。

 北海道では昨年9月に有名馬のたてがみが切り取られる事件が相次いでおり、道警は馬毛の鑑定を進めるなどして関連を調べている。

 田中容疑者は「サラブレッドの蹄鉄が幸運を招く」という趣旨のブログを運営している。昨年9月に北海道を訪れていたといい、「ショックです。馬は痛い、やめて!とは言えません」と投稿。警察の捜査にも協力したと明かし、「犯人には、早く自首して欲しいです」とつづっていた。

 田中容疑者の逮捕容疑は、昨年9月13日午後、日高町の牧場「ヴェルサイユファーム」で、タイキシャトルのたてがみ長さ15センチ、幅8センチを鋭利な刃物で切った疑い。

 道内では昨年9月、同町の別の牧場でも1993年に菊花賞を制した「ビワハヤヒデ」、浦河町の観光施設で同年の日本ダービーで勝利した「ウイニングチケット」のたてがみが切られる事件があった。


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