福岡、佐賀では新型コロナウイルスの影響で経営破綻する企業も出始めました。

福岡市などで豚骨ラーメン店を経営する「長浜将軍」と、麺やスープを製造する関連会社が、先月31日までに事業を停止し自己破産申請の準備に入りました。“新型コロナ”の影響で売り上げが急激に落ち込み、事業継続を断念せざるを得なくなったということです。社長は従業員に対し「本当に申し訳ございません。力不足お許しください」と書面を出しました。

一方、旅館やホテルの経営破綻も相次いでいて、うきは市にある温泉旅館「原鶴温泉咸生閣」は先月31日、裁判所に破産を申請しました。東京商工リサーチによりますと負債総額はおよそ2億円です。感染拡大で今年に入ってキャンセルが相次ぎ、見通しも立たないことから先月中旬から休業していました。

他に、佐賀県の武雄センチュリーホテルの運営会社が自己破産申請の準備に入るなど、“新型コロナ”の経済への影響は深刻になっています。

4/1(水) 19:45配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-14140906-kbcv-l40
https://lpt.c.yimg.jp/im_siggdtdztn6VnpcFj2pAJwJX3w---x400-y267-q90-exp3h-pril/amd/20200401-14140906-kbcv-000-thumb.jpg