南海トラフ地震による津波に備え、県と浜松市が整備を進めた市沿岸部の防潮堤が3月31日に完成した。長さが約17・5キロ、高さが海抜約13〜15メートルで、市の担当者は「最大級の地震に伴う津波の浸水被害を大幅に軽減できる」と説明する。

 防潮堤の高さは、県が東日本大震災を受けて2013年にまとめた地震被害想定で、最大津波高…

会員限定有料記事 毎日新聞2020年4月6日 地方版
https://mainichi.jp/articles/20200406/ddl/k22/040/047000c