サーフィンの人気スポットを抱える千葉県勝浦市から白子町にかけての6市町村は17日、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、緊急事態宣言発令中の来訪を控えるよう求める共同声明を発表した。

 サーフポイントがある同県一宮町の一宮海岸駐車場には例年の4月の日曜日、700〜800台の車が県内外から訪れる。町は7日から駐車場を閉鎖したが、直後から路上駐車が見られるようになった。町には駐車場閉鎖への苦情電話が、多い日で10件以上あるという。担当者は「感染防止のためといくら説明しても理解してもらえない」と頭を痛めている。

 同町の馬淵昌也町長は「町内では3人が感染した。医療が薄弱で高齢化が進む地域でもあり、なんとしても拡大は避けたい。海岸というよりも陸上での接触が生じることが心配される」と述べた。【金沢衛】

4/17(金) 19:57配信
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