https://robotstart.info/2020/04/09/thouzer-disinfection.html
株式会社Doogは消毒剤などの噴霧散布に活用できる移動ロボットの提供を開始することを発表した。
協働運搬ロボット「サウザー」を用いることで、より安定した作業品質を確保し、
作業の無人化によって現場作業者の感染リスクの軽減を目指す。
このロボットは、以前よりDoogで展開している協働運搬ロボットのサウザーシリーズを
噴霧散布用途としてカスタマイズしたもの。あらかじめ定められたルートを無人で定期的に走行することで、
施設内をくまなく消毒する活動を支援。作業の無人化によって現場作業者の感染リスクの軽減が期待できる。
サウザーは日本全国の保守サービス体制を含め、事業基盤が整っているため、
カスタマイズ済みの機材でも1台あたり数百万円台の低コストで現場投入が可能である見通し。
同社は今後とも「道具として役立つ移動ロボットで人々を笑顔に」の創業理念に基づき、変化する時代に合わせ、
移動ロボットの技術を用いて社会課題の解決に積極的にチャレンジしていくとしている。
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筑波大発スタートアップ、消毒液を噴霧するロボ導入へ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58131440W0A410C2L60000/
>移動ロボットを開発する筑波大学発スタートアップのDoog(ドーグ、茨城県つくば市)は、
>シンガポール子会社を通じ、同国で施設内を移動して消毒液を噴霧するロボットを近く導入する。
>同社のシンガポール子会社が所有する運搬ロボットのデモ機数台を、消毒液を噴霧するロボットとして改造する。
>ロボットはあらかじめ定めたルートを無人で定期的に走行し、施設全体を消毒する作業を支援する。
>屋内・屋外の多様な環境で活用できる。
>同社のシンガポール子会社は、チャンギ空港に機内食などを運搬するロボットや、
>公立図書館に移動式の返却ポストを導入した実績がある。