新型コロナウイルス感染症(COVID19)のワクチンは開発できる保証がなく、
ウイルスの脅威は「予見可能な将来」にわたって続く恐れがあると、
同感染症研究の第一人者の1人が指摘した。英紙オブザーバーが伝えた。

世界保健機関(WHO)の特使(COVID19担当)を務める英インペリアル・カレッジ・ロンドンの
デービッド・ナバロ教授(グローバルヘルス)は「一部のウイルスはワクチン開発が非常に難しい。
従って、予見可能な将来に向け、このウイルスの脅威が常にある状態で生活する方法を見いだす必要が出てくるだろう」と指摘した。

言い換えれば、症状のある人や接触者を隔離し、高齢者を守り、
新型コロナ向けの医療体制を確保することだとし、「それがわれわれ全員にとってニューノーマルになるだろう」と述べた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-19/Q91YNUDWRGG001